「ああ、この上なく憧れるホームサウナ」
リラックス効果が高く、「ととのう」と話題のサウナ。
2019年のドラマ「サ道」の放映をきっかけに、サウナを愛する熱狂的ファンが続出しています。
そんなサウナ愛好家(サウナー)が抱く夢。
それは、
お気に入りの家庭用サウナを置くこと。
サウナ好きにとって、自宅サウナの導入を熱望するのは当然ですが、「贅沢品だよなあ」と躊躇する人も多いのではないでしょうか。
そこで本特集では、自宅サウナを実現する方法と、それにかかる費用についてご紹介します。
本記事を読めば、自宅サウナの実現がグッと近づくので、ぜひ最後までチェックしてください。
自宅サウナを始めたい…電気代や維持費用は?
自宅用サウナを維持するために必要となる費用は、大きく分けて二つ。
部品交換のためのメンテナンス費と、サウナを高温に保つための燃料費です。
メンテナンス費は、ヒーターやサウナストーンなどの部品が劣化した場合に発生する費用ですが、頻度はさほど高くありません。
それよりも重要なのが、ランニングコストとして発生する燃料費です。
燃料費は、サウナストーブの種類によって異なる
燃料費は、サウナストーブの種類によって異なります。
主な種類は、
- 遠赤外線ストーブ
- 電気ストーブ
- 薪ストーブ
遠赤外線ストーブ・電気ストーブの場合は、電力会社やホームサウナの性能によりますが、一般的に1時間当たり50円前後が目安といわれています。
毎日2時間ほど自宅用サウナを利用した場合、維持費は月額3,000円程度になるでしょう。
これなら毎週サウナに通うよりも、おトクにサウナを楽しめるので、使えば使うほどメリットは大きいです。
薪ストーブの場合は、1時間で1~2kg前後の薪が必要になり、費用は300~600円程度が目安です。
薪調達の手間がネックになりそうですが、検討の余地は十分あるでしょう。
ストーブの種類
ストーブの種類 | 特徴 |
電気式遠赤外線ストーブ | 比較的安価な自宅用サウナに多い。室温は60℃前後と低め。 |
電気式対流ストーブ | 80~100℃前後の高温になり、本格的な自宅用サウナで使われることが多い。ロウリュができる種類もある。 |
薪ストーブ | カンタンに高温サウナができる。メンテナンスの手間や維持費がかかる。 |
おすすめの自宅サウナ5選!
簡易テントサウナ

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000080106.html
「簡易テントサウナ」情報
メリット | ・価格が安い ・室内がすぐに温まる ・持ち運びできる ・メンテナンスが簡単 |
デメリット | ・風に弱い ・壊れやすい ・室内がせまい |
商品価格 | 1万円〜30万円 |
おうちDEサウナ【PR】

出典:https://revitalize.official.ec/items/72209323
誰にも邪魔されずにととのえる、本格北欧式テントサウナの「おうちDEサウナ」。
テントは、スペースさえあればどこでも設置でき、なんとワンタッチで展開。家庭用電源で使える電気ストーブは、スイッチ一つでそのまま加熱。
約30分〜60分で、十分な温度まで上昇します。
また、サウナストーンにお好みのアロマ水をかけて、熱蒸気を浴びるロウリュもOK!
テント内の温度が物足りないときは、湿度を上げて、体感温度も高めましょう。
「おうちDEサウナ」情報
メリット | ・届いたらすぐ使える ・ロウリュOK ・コンパクトサイズのため、スペースをあまり取らない |
こんな人におすすめ | ・自宅で本格北欧サウナを楽しみたい ・銭湯のサウナは人がいっぱいで気を使う ・体にタトゥーが入っている |
商品価格 | 79,200円(税込) |
クチコミ
賃貸でも使える家庭用サウナでこれ以上にコスパの良いサウナは今のところないように思います。
洗面所に設置して使用していますが、設置、撤収共に5分かかりません。30分で80℃、1時間超で90℃を超えてきます。洗面所そのものの室温は40℃を超えることはありませんでした。
温度はあまり高くないですが、湿度を上げれば汗がかなり出ていいですね。一日おきに入っています。先週に健康ランドサウナにいったら、汗の出方が変わっていたので、汗腺が開いてるんですかね。
一人用ボックスサウナ
「これぞ、サウナのある暮らし」
サウナには、「乾式サウナ(ドライサウナ)」と「湿式サウナ(スチームサウナ)」があります。
ドライサウナは、銭湯などで置かれている高温低湿のカラッとしたサウナです。
湿度が低いため、皮膚や頭皮などが乾燥しやすくなったり、鼻呼吸がしにくいと感じる人もいます。
ドライサウナに入る際は、頭皮を乾燥から守るために、サウナハットの着用をするとよいでしょう。
一方スチームサウナは、水を沸騰させて発生した蒸気により温められるしっとりしたサウナです。
室内温度は40~60度ですが、湿度が高いためゆっくりと汗が流れ出し、ドライサウナ同等かそれ以上の発汗を促します。
スペースと金銭的余裕があれば、本格家庭用サウナが実現。
「一人用ボックスサウナ」情報
メリット | ・いつでも好きなときにととのえる ・利用料金がかからない ・混雑しない |
デメリット | ・設置ハードルが高い ・初期費用が高い ・掃除、メンテナンスが必要 |
商品価格 | 40万円〜120万円 ※メーカーにより異なる |
サウナ傘

出典:https://www.geecle.jp/portfolio/saunagasa/
「お風呂のなかで傘をさすなんて、さすがに滑稽じゃないですか…。」
とよくわからない声が聞こえそうなお手軽アイテム「サウナ傘」。
入浴時に、浴槽をビニールで覆うだけでサウナ気分を味わえます。
傘の内部を湯気で満たすことで自宅サウナを実現。使わないときは、たたんで収納できるので、スペースを取りません。
本物のサウナと比較すると効果は劣るものの、「意外と汗をかける」との意見は多いです。
リーズナブルな価格で購入できるので、初めてでもトライしやすいです。
「サウナ傘」情報
メリット | ・価格が安い ・手軽にサウナ気分を楽しめる |
デメリット | ・浴槽にお湯をはるコストがかかる ・スチームサウナに近い |
商品価格 | 2,000円〜3,000円 |
クチコミ
なかなかサウナに行けない時…あると思います。
そんな時にお気軽に顔をあっためたい時に重宝しています。
追い焚きしながら汗をかいてお風呂の自動ボタンをオフにして水シャワーを浴びればそこそこ整えます!おすすめ!
遠赤外線ドームサウナ

出典:https://refrelagy.com/menu/dome-sauna/
「サウナの息苦しさが苦手なあなたに」
ドームの中で、30分程度横になるだけで大量発汗する「ドームサウナ」。
サウナが息苦しく感じる人におすすめの商品です。
ドームサウナは、カラダを芯から温めることによって代謝が上がり、皮膚や筋肉などの組織がやわらかくなります。
温度はやや低めで、設置スペースが必要ですが、クチコミを覗くと効果を実感している人の声が多く並んでいます。
遠赤外線ドームサウナ情報
メリット | ・寝転がっているだけで、汗が出る ・一般的なサウナに比べてのぼせにくい ・体をゆっくり芯から温める ・息苦しさを感じにくい |
デメリット | ・温度がやや低め ・設置スペースが必要 ・閉所恐怖症の人は苦痛に感じる場合がある |
商品価格 | 20万円〜60万円 |
クチコミ
30分で汗がしっかり出ます。スッキリと気分もよいです。出かける事が難しい状況の中、自宅に遠赤外線ドームがあるのはほんとに嬉しい!
階段下の倉庫をカラにしてサウナルーム専用にした甲斐がありました!毎日入りたいです。
庭にDIYサウナを設置

出典:https://getnavi.jp/dopa/661977/
「やっぱり自分好みのサウナをつくりたい。」
自宅に本格サウナを導入したいけど、初期費用の高さがネック…。という人もいるでしょう。
据え置き型のサウナを設置するのであれば、100万円を超えることも少なくありません。
そこで、費用をできる限り抑えたい人の選択肢に入るのが、自作サウナ。
自作サウナをつくる場合、おすすめなのが薪ストーブを使った「ドライサウナ」です。
薪ストーブのドライサウナであれば、スチームサウナやミストサウナと違って水道管を繋げたり、電気工事の必要もありません。
その分、初期費用も抑えられます。
庭に十分なスペースがあり、とにかく自分好みのサウナを作りたい人にはおすすめです。
DIYサウナ情報
メリット | ・こだわりのサウナが作れる ・長期間利用すれば、経済的におトク ・好きなタイミングでととのえる |
デメリット | ・設置スペースが必要 ・作業期間が必要 ・掃除やメンテナンスが欠かせない |
商品価格 | 20〜60万円 |
自宅サウナでおすすめの水風呂3選
サウナ愛好家にとって妥協できないポイント、水風呂。
浴槽の利用で家族と揉めたり、夏場には水温が上昇したりと、何かとサウナ愛好家の頭を悩ませがちではあるものの、ととのうためには避けてとおれません。
ここでは、そのような水風呂問題の解決策を3つご紹介します。
浴槽に氷水を張る
「手っ取り早く冷やしたい族の方へ」
夏場の水道水の水温は、25℃を超えるので、これでは正直言ってぬるい。
そこでおすすめなのが、水風呂の中に大量のアイスを投入する「アイスバス」です。
一般的に、一人用の浴槽に使用する水量は、160〜200ℓ。
たとえば、水温25℃の水を15℃まで下げようとした場合、約20kgの氷が必要になります。
お店でロックアイスを購入すると便利ですが、毎回購入していては出費が増えます。
出費を抑えたい場合は、必要な量の保冷剤を冷凍庫で凍らせておくとよいでしょう。
ポータブル浴槽

出典:https://item.rakuten.co.jp/anuenue-k/kmr3165/
「水風呂難民からの終焉を告げる、ポータブル浴槽」
自宅サウナの実現に向けて順調な滑り出しを見せたのに突如発生する、家族間での浴槽問題。
ととのいへの欲求の高まりは、いつ身に訪れるか本人さえわからないもの。
とはいえ、家族の入浴時間に気を使うようでは、自分の理想とするととのいからかけ離れていくばかりです。
そこでおすすめなのが、折りたたみ式のポータブル浴槽。
スペースさえあれば、屋内屋外どちらも設置可能な第二の浴槽をカンタンに実現できます。
ただし、屋外の水風呂は、人目に触れる可能性があります。プライバシーを考慮し、水着を着るなど工夫が必要でしょう。
そのほか、マンションやアパートなど集合住宅の場合、ベランダの使用方法が管理規約で制限されている場合もあるため、管理会社への確認が必要です。
商品価格が低いため、水風呂の選択肢には十分なりえますが、基本的には室内で使用するのがおすすめです。
チラーを設置する

出典:https://myhome-sauna.hatenablog.com/entry/2023/03/21/120000
「水温は絶対に妥協できないというあなたへ」
本格的な水風呂をつくるうえで欠かせないのが、循環冷却器「チラー」。
チラーを使えば、お好みの水温をキープできます。
水風呂浴槽(180ℓ)を夏場の水道水(33℃)から適温(16℃)まで冷やそうとすると約5時間ぐらいかかり、また冷却性能の高いチラーを導入すれば、「シングル」(水温一桁台)も可能です。
予算と設置スペースともに余裕が必要ですが、サウナ環境に妥協したくないなら、真剣に検討してみてはいかがでしょうか。
おすすめチラー
メーカー | オリオン、ゼンスイ |
本体価格 | 約20万円 |
1ヶ月の電気代目安 | 2,000円〜5,000円 |
まとめ
今回は、「自宅用サウナおすすめ5選!」をご紹介しました。
ハードルが高そうな自宅サウナですが、工夫次第で十分実現できます。
本記事を参考に、ぜひサウナのある暮らしをはじめてみてください。
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